私たちが、まとまった金額の借り入れを行う方法として、カードローンを利用するといった方法があります。
カードローンの発行元には、一般の銀行・信販会社・消費者金融などがよく知られていますが、現在はインターネット社会という事もあり、インターネット上で営業を行うネットバンクも、その選択肢の一つとして数える事ができます。
急な出費などによって、当日どうしても現金が必要な場合は、当日発行を可能な消費者金融を選ぶしかありません。
そこで、賢い利用者の選択肢として、比較的利息の安い銀行カードローンを選ぶ方法が、その後の支払いを考えても返済総額が抑えられますので、その分有利になってくるのです。
つまり、私たちが借り入れを考えた場合、まず第一に考えなければならないのは年利の比較で、借入金に対しての利息が少なければ少ないほど、返済も楽になるというものです。
また利息には、単利や複利と呼ばれている利息計算方法がありますので、借り入れを行う前に是非ともその仕組みを学んでおく必要があります。
ではまず最初に、金利の仕組みを見ていきましょう。
利息は元金に基づく年利の事で、借入金額に応じておおよその利息を把握する事ができます。単純に1日の利息を調べるには、「借り入れ元金 (円)×利息(%)÷365(日)」という計算式で、1日にかかる利息を割り出せます。
10万円を固定年利18%と想定した場合、100,000 × 0.18 ÷ 365の数式ですので、およそ1日の利息は50円ほどになり、30日では約1480円となる事がお分かりいただけるでしょう。
返済方法は、基本的に1か月ごとに行いますので、元金が減った分だけ2カ月以降の利息も減っていく事になります。
単利ですが、これはローンで借り入れを行った元金だけにかかる利息の事で、単純に元金に基づいた利息ですので、複数カ月後も同じ利息が発生します。
次に複利ですが、元金と利息を合わせた金額に、かかってくる利息の事を意味し、毎月の利息分にプラスされていきますので、その分支払額が増えていく事がお分かりいただけるでしょう。
このように複利は、雪だるま式に借金が増えていく傾向にありますので、貸金業法内で禁止されています。
しかし、当事者間の同意があれば可能なので、闇金など一部の金融業者では、こうした福利を採用している場合がありますので気をつけなければなりません。利息制限法で上限金利は決まっています。
ネット銀行のカードローンの仕組み
我々が現金を得る為の、借入先となる金融業者のカテゴリーは、銀行・信販会社・消費者金融である事はご存じの事でしょう。
さらに、借りやすさの基準として、信販会社や消費者金融は比較的審査が甘く、即日での融資も可能となっています。
逆に銀行は、金利は安いのですが審査が厳しく、カードローンなどの即日発効はできません。
利用者としては、金利の安い銀行で借り入れを行いたいものですが、即日融資とはいかず、審査が比較的厳しい為に断念せざるを得ないといった方も、少なくないのではないでしょうか。
しかし近年、同じ銀行カテゴリーいでありながら、全くの別種ともいえるネット銀行の台頭が目立つようになってきました。
いわゆる、ネットバンクと呼ばれるものですが、銀行のように店舗を持たない為、通常の銀行とは異なる営業方針で、サービスを展開しています。
ネットバンクと銀行の違いは、一言で言えば、インターネットバンキングを専業で行っている銀行という事になります。
では、その仕組みは、大手のメガバンクやシティバンクなどと、どのように異なっているのでしょう。また、通常の銀行と比べてみて、メリットやデメリットは存在するのか気になるところでしょう。
しかも、インターネットを介してデータをリンクさせていますので、送金や着金が瞬時に行われるというところです。
特に、インターネット上では、ネットオークションなど様々な取り引きが行われており、すべて電子決済で行えますので、このスピード感はかなりのメリットと言えるでしょう。
さらに、メンテナンス以外は、24時間体制で営業していますので、早朝や深夜関係なく利用する事ができます。また、ネットバンキングの特徴といえば、手数料の安さにあります。
ネットバンクは、店舗を持ちませんので、人件費などの経費もかからず、その分サービスを多く提供してくれるのです。
デメリットなどはほとんど無く、カードローンのサービスも随時行っています。
事前に審査が通っていれば、いつでも利用できる為、メンテナンス時以外は、ほぼ24時間活用できる事になります。
ほとんどの取り引きは、ネット上で行う事ができますが、現金の預け入れと引き出しは、ネットバンク加盟のATMを利用する事になります。